設立主旨
設立主旨
プルデンシャル・ジェネラル・サービス・ジャパン有限会社の出資者であるプルデンシャル生命保険株式会社は、米国最大級の金融サービス機関、プルデンシャル ファイナンシャルの一員として1987年10月に設立されました。
生命保険は、元来、教会等の組織が寡婦や孤児を救済するという、相互扶助の精神から生まれました。その後近代的なビジネスとして確立されましたが、生命保険の基本精神は、「相互扶助」であり、「自助の精神」であり、家族やコミュニティに向ける愛であるという点は現在でも変わっておりません。
プルデンシャル生命保険株式会社はその基本精神に沿って、ライプランナーという生命保険の専門家によるオーダーメイドの生命保険を通じてお客様おひとりおひとりに対し、終生にわたるパーソナルなサービスをご提供しています。
また、社員が主体となった社会貢献活動も、創業以来本社をはじめ各支社で活発に行われております。ここでは会社は補助的なサポートに徹し、あくまでも社員が主体のボランティア活動が行われています。
ところが、生命保険やボランティア活動では必ずしも救済することができないことがあることもまた事実です。
そこで、プルデンシャル生命保険株式会社とプルデンシャル・インターナショナル・インシュアランス・サービス・カンパニーエルエルシーとは「家族やコミュニティに向ける愛」を障がい者に対する就労機会の確保や経済的自立の支援というかたちで具現化するために、新たにプルデンシャル・ジェネラル・サービス・ジャパン有限会社を設立いたしました。
設立当初、どのような職場を提供できるのか私達は考えました。前提としてあるのは社員のみんながやりがいを持ち、一人一人の特性が生かせる、「夢のある」会社を作ることです。花卉の栽培を中心として、ビル内の清掃、名刺印刷、社内喫茶の運営、観葉植物のレンタルなどさまざまな業種を検討しました。その中で将来に向けて永続的にかつ経済的にも見通しの立つ仕事としてマッサージルームの運営とクッキーの製造販売を選択しました。
従来、一般企業での就労機会が少ない障がいをお持ちの方々に対して、就労の場を提供することが、ご本人の成長や経済的自立を促すことにもつながるという考えのもと、プルデンシャル・ジェネラル・サービス・ジャパン有限会社では障がいを有する人たちをビジネスモデルの中心に置いた生産活動やサービス提供を今後も行ってまいります。
また、福祉施設との連携をはかることにより、ライフサイクルに応じたサポート・貢献を目指します。障がいを有する人たちが年齢や健康上の理由で就労が困難になった場合に問題となるのは「戻る場所がない」ということです。プルデンシャル・ジェネラル・サービス・ジャパン有限会社では福祉施設との連携を通じて、各人の生活状況や健康状態に応じたかたちでのグループホームやデイケアの利用をはかり、スムーズに福祉的就労に戻ることができる、あるいは福祉的就労から一般就労に移行することができる仕組みを構築していきます。